平成22年産うんしゅうみかんの生産概況

平成22年産うんしゅうみかんの生産概況

1.生育状況

  2月の気温が高く平年より早く発芽したものの、3〜4月にかけて低温が続き、5月の開花は昨年より7〜10日遅くなり、また、梅雨入りした後の曇天で生育は遅れていました。しかし、梅雨明け後に好天が続き、現在は遅れを取り戻しつつあります。

  本年産は裏年傾向にあることから、着果量は一般早生・普通温州で少なく、早熟系早生についても一部の園地では少ない状況です。

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2.果実肥大の状況

   開花が遅れたことから果実の肥大が心配されましたが、着果量が少ないことや適正着果につとめたこと、梅雨明け後の好天に恵まれたこと等から順調に肥大しています。

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3.果実品質の状況

生育の遅れから7月の糖度は低くスタートしたものの、梅雨明け後の高温・乾燥、マルチ被覆等により糖度は上昇しています。また開花遅れによる酸高も心配されましたが、現在は平年並に近い値となっており、おいしいミカンに仕上がりつつあります。

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2010/10/13 園地情報   さがみかん運営者

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