甘夏みかん(あまなつみかん)について
佐賀県産の「甘夏みかん」は唐津方面の上場で多く栽培されています。「甘夏みかん」はなつみかんの枝変わりとして生まれました。なつみかんに比べ糖度が高く、酸が抜けるのも早いため、早く出荷することができます。本県の「甘夏みかん」はとても甘く、ほど良い酸味があり、とても美味しいです。4月頃から出荷を開始します。
自然に優しい甘夏みかん
唐津市呼子町の加部島では、化学肥料から脱却し、有機質肥料で「甘夏みかん」の栽培を試みました。その結果、その功績が認められ、全国環境保全型農業推進コンクールで表彰されました。
ここでは化学肥料を使用せず、ごま油の油かすや鳥などの骨を材料にした有機質肥料を使用し、健康的な土壌にすることで、環境の変化に強い土作りを試みました。当初は肥料の発酵がうまくいかず、果樹の健康をそこなうこともありました。しかし、生産者さんの並々ならぬ努力と失敗から獲た経験から、今の「甘夏みかん」があります。
甘夏みかん(あまなつみかん)の栽培の場所
主に唐津地区の上場で栽培されています。
甘夏みかん(あまなつみかん)の出回る時期
4月頃から出始め5月頃に出荷を終えます。県産の「甘夏みかん」が出回る量が最も多い月は4月頃なります。
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