ハウスみかん

ハウスみかんについて

ハウスみかん栽培風景

「ハウスみかん」は加温されたハウスの中で育てられた温州みかんのことです。普通の露地みかんは秋口から3月にかけて店舗に並びますが、佐賀県産の「ハウスみかん」は丹精込めた栽培の甲斐もあり4月から10月にかけてお手元に届けることができます。

「ハウスみかん」は秋からハウス内を加温し始めることで、春が来たと錯覚させ温州みかんの開花を促します。10月中旬に加温を始めたハウスでは、11月中旬に花が満開になり、4月下旬には収穫が始まります。

ハウスみかん写真

また、「ハウスみかん」はハウスを使い自然から半ば隔離した状況で栽培するため、天候の影響を軽減することができます。そのため、気温は言うまでもなく、水や土壌も温州みかんに良い生育条件に調整することができます。そして、本県の果樹農家さんの絶妙な生育環境の調整により、綺麗で美味しいハウスみかんができます。

グリーンハウスみかん

「グリーンハウスみかん」は果皮が緑色で中身の果実だけが熟したみかんです。ジューシーで甘みと酸味のバランスが良く、爽やかな香りも楽しめます。また、栽培はハウスみかんより加温を押さえた少加温栽培で行います。これにより、露地で栽培したものより、1・2ヶ月はやく収穫ができます。佐賀県産の「グリーンハウスみかん」は7月から9月頃まで販売を行っています。県内全域で栽培されていますが、主に唐津管内の松浦東部地区で多く栽培されています。

ハウスみかんの栽培の場所

ハウスみかんの栽培地区

県内全域で栽培されており、その中でも唐津地区は県内の生産量の約8割を占めています。

ハウスみかんの出回る時期

ハウスみかんの出回る時期のカレンダー

早いものは4月下旬から出荷がスタートします。7月頃に最も出荷量が多くなり、10月中旬まで出荷を行います。